予測して防ぐ抗精神病薬の「身体副作用」―Beyond Dopamine Antagonism

予測して防ぐ抗精神病薬の「身体副作用」―Beyond Dopamine Antagonism

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  • サイズ B5判/ページ数 201p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260008358
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3047

目次

1 抗精神病薬を使いこなすための「考え方」(統合失調症の新しい理解―神経発達障害仮説;抗精神病薬による「ドパミン遮断」のリスク;「ドパミン遮断」を超えて―Beyond Dopamine Antagonism;治癒から回復、回復からプロカバリーへ ほか)
2 「身体副作用」から患者を守るちょっとした工夫(薬の受容体プロフィール―これで「副作用」が予測できる;離脱―薬の増量だけでなく減量にも注意!;水中毒―原因にもとづく新しいアプローチ;悪性症候群―SSRIの併用で出現する危険性 ほか)
補論「臨床の知」と「科学の知」からみた統合失調症のはじまりと終わり(統合失調症の発症と「遺伝子」「環境」の関係;精神疾患の「治療の終わり」とは?)

著者等紹介

長嶺敬彦[ナガミネタカヒコ]
1956年山口県生まれ。自治医科大学医学部卒業。医学博士。麻酔科医から出発し、プライマリ・ケアと僻地医療を専門としたのち、1999年から清和会吉南病院で内科医として精神疾患患者の身体疾患の治療に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ドーパミン神経の発達障害が、統合失調症の前期にあるという仮説など、精神科の最近の脳科学的研究をとても優しく解説しています。著者の仮説もおりまぜてありますが、エビデンスをとってあり。結構、信頼できる本なのではないでしょうか。例えば誤嚥性肺炎は向精神薬の副作用も関連している可能性があり、より肺炎をおこしづらい抗精神病薬の使用がすすめられます。統合失調症に接する医療関係者は読んで損なしですね2017/07/22

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