内容説明
病理学の基本的知識を整理することを目的にした教科書。消化管すべてを網羅し、口腔から肛門管までを対象にした。写真を多用し、消化管臨床医が日常臨床で臨床画像とマクロ・ミクロを含めた病理所見との対比を行う際に役に立つようコンパクトに提示している。第2版では、症例の追加、大腸pSM癌の取扱いに関する病理学的捕足、文献の整理を行った。症例は潰瘍性大腸炎の癌化例と粘膜下腫瘍に力を入れている。
目次
第1章 消化管生検診断の基礎
第2章 大腸SM癌の取扱い
第3章 症例で学ぶ間葉系腫瘍と類似病変の病理アトラス
第4章 消化管の病理組織診断―口腔
第5章 消化管の病理組織診断―食道
第6章 消化管の病理組織診断―胃
第7章 消化管の病理組織診断―小腸
第8章 消化管の病理組織診断―大腸
第9章 消化管病理に必要な発生と正常組織
第10章 消化管病理に必要な基礎的染色法と遺伝子診断に関連する技術
著者等紹介
藤盛孝博[フジモリタカヒロ]
獨協医科大学教授・病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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