目次
渡辺式家族アセスメントモデルとは
介護ストレスで過食を招いている糖尿病患者
患者への病状説明を強く拒む家族
母親への甘えが満たされず、ナースへの依存が強まった若年糖尿病患者
家庭の状況から、セルフケアが困難な透析患者
精神科に長期入院中で退行が著しい患者
重度の障害をもつに至った夫への治療を拒絶する家族
終末期の治療選択をめぐり、関係性に溝が生じた家族
糖尿病性腎症で透析導入が必要となりながら、親の介護を理由に入院を拒む息子
せん妄を来たした高齢患者への面会を要請し、ナースとの間に溝が生じた家族
子どもを喪失した家族から怒りを向けられ、職場全体にも問題が波及
父親への攻撃的言動を繰り返す統合失調症患者と、疲弊する家族
ゴミが散乱する劣悪な環境で、父親を一人で介護する独身の長男
終末期に至ったわが子をもつ両親から、攻撃的な言動に追いつめられるナース
終末期の患者・家族に深くかかわりすぎ、スタッフから疑問を呈されたナース
家族と介護スタッフ相互のマイナス感情を、修復できなかったナース
著者等紹介
渡辺裕子[ワタナベヒロコ]
愛知県名古屋市生まれ。1980年千葉大学看護学部看護学科卒業、82年千葉大学大学院看護研究科修士課程修了。千葉県下市町村保健師として10年間勤務。92年千葉大学看護学部家族看護学講座教員。97年家族看護研究所設立。2002年家族ケア研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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