感染症外来の事件簿

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260001977
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 21世紀、世界中で感染症の脅威がなお高まる恐怖の時代。本邦では大学での「臨床感染症学・抗菌薬学」の空白の弊が指摘されて久しいが、その害が抗菌薬の汎用・濫用に繋がって今日の耐性菌蔓延の状況を生んだ。今こそ正しい知識による改革のとき。外来でよく見られるコモンディジーズへのアプローチを中心に、プライマリケアの現場における感染症外来の診療を縦横に説く実践のための読本。    

《目次》
 本篇のまえに
第1話 感染症外来の流れ〈前篇〉咽頭炎-抗菌薬はなぜ必要か
第2話 感染症外来の流れ〈後篇〉膀胱炎-だれのための診察か
第3話 「せき」-その咳はいつからか
第4話 眼瞼炎-レッドアイからみえるもの
第5話 「下痢」-どこで原因は生じたか
第6話 副鼻腔炎・中耳炎-患者は薬のみにて救うにあらず
第7話 蜂窩織炎-コモンディジーズの落とし穴
第8話 ピロリ菌-だれのための検査か
第9話 STI-外来診療の最難関
第10話 旅行外来-病原菌も世界を巡る
第11話 予防接種-病気のリスクマネジメント
 あとがき

内容説明

島根発・沖縄経由で世界に飛び出した“悪魔の味方”が、千葉に還ってきた。抗菌薬に鎮痛効果はない。目の前で痛みに苦しんでいる患者に抗菌薬を投与しても、患者にその日の平安は訪れない。「明るい未来」のための全11話。

目次

第1話 感染症外来の流れ(前篇)咽頭炎―抗菌薬はなぜ必要か
第2話 感染症外来の流れ(後篇)膀胱炎―だれのための診察か
第3話 「せき」―その咳はいつからか
第4話 眼瞼炎―レッドアイからみえるもの
第5話 「下痢」―どこで原因は生じたか
第6話 副鼻腔炎・中耳炎―患者は薬のみにて救うにあらず
第7話 蜂窩織炎―コモンディジーズの落とし穴
第8話 ピロリ菌―だれのための検査か
第9話 STI―外来診療の最難関
第10話 旅行外来―病原菌も世界を巡る
第11話 予防接種―病気のリスクマネジメント

著者等紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
島根県生まれ。1997年島根医科大学卒業。1997~1998年沖縄県立中部病院研修医。1998~2001年コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医。2001年~米国内科専門医。2001~2003年アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル病院感染症フェロー。2002年~ロンドン大学熱帯医学衛生学校感染症修士コース(通信制)。2003年中華人民共和国一般医師免許。2003~2004年北京インターナショナルSOSクリニック家庭医。2004年米国感染症科専門医。2004年アイオワ州医師免許取得。2004年亀田総合病院総合診療部・感染症内科部長代理。2005年亀田総合病院総合診療感染症科部長・感染症フェローシッププログラムディレクター・感染管理室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hitoshi

0
お寒いジョークが、すごく面白かった。2009/10/06

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