てんかん学ハンドブック (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260001168
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 好評を得た初版の全面改訂版。最近10年の新しい知見を入れ、いっそうわかりやすく内容を解説。とりわけ遺伝学の進歩と遺伝疾患としてのてんかんについて充実させるとともに、イオンチャネル調節剤としての抗てんかん薬や、新薬の現況などについても解説した。    

《目次》
第1章 てんかん学の基礎
 A. てんかん診療のフローチャート
 B. てんかんの定義と非てんかん
 C. てんかん4大類型の予後と治療
 D. てんかん4大類型の診断のしかた
第2章 治療
 A. 特発性局在関連てんかん
 B. 特発性全般てんかん
 C. 症候性局在関連てんかん(睡眠時大発作も含む)
 D. レンノックス症候群とその関連症候群
 E. 進行性ミオクローヌスてんかん
 F. けいれん発作重積状態の初期治療
 G. てんかんの外科手術
第3章 脳波
 A. てんかんにおける脳波判読の原則
 B. てんかん特異性電位
 C. てんかん特異性電位と混同しやすい波形
第4章 鑑別診断
 A. 発作性のけいれんとけいれん様症状
 B. 転倒発作を主症状とする場合
 C. 意識・記憶・反応性の発作性の消失・減損が主症状
 D. 突然出現した錯乱症状
 E. 発作性の主観的体験を主症状とする場合
 F. 発作性の笑いを主訴とする場合
第5章 てんかん症候群とてんかん類似疾患
 A. 本書でのてんかんとてんかん類似疾患の分類
 B.1.1. 特発性局在関連てんかん
 C.1.2. 症候性局在関連てんかん
 D.2.1. 特発性全般てんかん
 E.2.2. 症候性・潜因性全般てんかん
 F.2.3. 進行性ミオクローヌス(PME)
 G.3.2. その他のてんかん症候群
 H.4. 熱性けいれん
 I.5. 反射てんかん
 J.6. 発作重積状態
 K.7. てんかんと時に混同される可能性のある疾患
第6章 抗てんかん薬
 A. 抗てんかん薬の簡易薬理学
 B. バルプロ酸(Valproate; VPA)
 C. フェニトイン(Phenytoin; PHT)
 D. フェノバルビタール(Phenobarbital; PB)
 E. カルバマゼピン(Carbamazepine; CBZ)
 F. プリミドン(Primidone; PRM)
 G. エトサクシミド(Ethosuximide; ESM)
 H. ゾニサミド(Zonisamide; ZSM)
 I. ベンゾジアゼピン
 J. 日本で発売されていない抗てんかん薬
第7章 遺伝
 A. 遺伝・遺伝子関係の用語解説
 B. 遺伝性疾患の種類とてんかんを主症状とする症候群・疾患の対応関係
 C. 遺伝要因が発病を規定していることが判明しているてんかん関連疾患・症候群
 D. 多因子遺伝あるいはtrait markerが不明なその他のてんかん症候群
第8章 診療アラカルト
 A. 初回発作の治療
 B. 頭部外傷とてんかん
 C. 脳血管障害・頭蓋内出血に伴うてんかん発作
 D. 妊娠とてんかん
 E. 海馬硬化を伴う側頭葉てんかんの外科手術
 F. 自動車の運転
 G. てんかんと熱性けいれんをもつ人への予防接種
索引

目次

第1章 てんかん学の基礎
第2章 治療
第3章 脳波
第4章 鑑別診断
第5章 てんかん症候群とてんかん類似疾患
第6章 抗てんかん薬
第7章 遺伝
第8章 診療アラカルト

著者等紹介

兼本浩祐[カネモトコウスケ]
愛知医科大学精神科・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりたこ

1
再読です。一般向けではありませんが、初学者が独学で学ぶには解りやすくてとても良い本だと思います。つい最近第3版が出たそうです、自分は手元にありませんが注文しました。2012/04/14

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