出版社内容情報
使い捨てのプラスチック容器を使うことに罪悪感を感じたり、シーズンごとに洋服を買い替えることに疑問を持ったり…
「便利で快適だけれど、なんだかモヤモヤする…」
そんな人が増えています。
これまで「便利で豊かな暮らし」だと思っていた生活スタイルが、実は地球環境にダメージを与えていることが知られるようになりました。
それなら、自分にとって負担の少ないことから暮らしをちょっと変えてみませんか?
きっと、気持ちのいい毎日が過ごせるはず。
本書は、実際に行動を起こしている6名の方々に、ごみをなるべく出さないために、日々どのようなことを実践しているかを教えてもらいました。
Reduce(ゴミを減らす)、Reuse(繰り返し使う)、Recycle(再び利用する)。
たくさんのアイデアの中で、共感できること、自分にできそうなことを見つけませんか?
内容説明
ここからはじめるサスティナブル。ものの買い方、捨て方がわかる。
目次
都会でできる脱プラスチック暮らし―高砂雅美さん
子どもと楽しむ手作り暮らし―中村暁野さん
自然の中で循環する暮らし―山戸ユカさん
捨てる前にもう一度、使いきる暮らし―按田優子さん
人や地域と繋がって共生する暮らし―西村千恵さん
南極生活で学んだごみの捨て方―南極シェフ・渡貫淳子さん
ごみを減らすために私たちができること―浅利美鈴先生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カタコッタ
14
モノを少なくしようと決心して随分と経ちました。捨て活とでもいうのでしょうか、ドンドン捨ててます。しかし、私はごみを出さない生活がしたくて今の様に捨て活をしているのです。矛盾してるのは承知の上で。要するに生活スタイルをごみを出さなくするべくシンプルライフを目指しています。今の若い人の考えはどうか知りたくて読みましたが、何とまあ昔からのまさに昭和の生活をすればごみが少なくなるという様な内容でした。当たり前過ぎてね、私には。若い人にはそれが新鮮に思えるのかもしれません。2022/11/10
66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)
10
サーキュラエコノミーの本の後、そもそもゴミを減らすには何ができるんだろう、と読んでみた。贅沢にフルカラー本!一番驚いたのは、プラスチックゴミを減らすために「ゴミ日記をつける」。これは単純だけどいいと思った。ゴミ箱に入れた瞬間に見えない化なんだよね。それを見える化してるんだ。我が家で取り入れようと思うのは野菜クズのポタージュ。野菜はよく食べるのでその分クズも多いので。できそうで実際には私にはできなそうなのが、食品袋の再利用と、新聞紙バック。袋と中身が違うのは耐えられない。バックは、案外手間がかかるっぽい。2022/11/12
じゅんた
8
再読本。こういう本を読むと反省させられるのがイヤなのだけど、たまに読んで考えることも必要かなと。南極料理人の方の話、面白かったです。2023/12/28
アルパカ
7
驚いたのは南極ではごみが捨てられない。日本に持って帰るのだと。だから食材は本当に無駄にせず食べきる、と。私も自分が出すプラスティックごみの多さに愕然とすることが何度も。私の住むところはプラスティックごみを分別して出すので余計にそう思うのかも。でもあまりにストイックにするとつらい。ゆるく頑張ろうと思っています。2023/09/19
pugyu
5
地球の為にもごみを出さない暮らしがいいけれど、ストイックになりすぎると苦しい。6人の方の心掛け方を見て、共感できたのは按田優子さんの「使う期間をなるべく延ばす」というもの。1度使って捨てられるものを延命させるのは得意。新聞紙で作る袋、食品袋を再利用、野菜の切れ端を漬物やポタージュにしたり。量り売りのお店は年々減っているので、そこは潔くあきらめ、出来ることをします。元南極料理人の渡貫淳子さんの茶殻を使った料理がとてもためになります。焼売に入れるのなら餃子もよさそう。2023/07/05