出版社内容情報
いっしょに植えることで病害虫が減るなどの効果が得られるコンパニオンプランツ。なぜこの組み合わせがよいのかを科学的に解説し、栽培時のポイントを紹介。野菜づくりがもっと楽しく、おいしくできる情報が満載。
●害虫を防ぐ組合せ
キャベツ×レタス…キク科の野菜がアブラナ科の野菜を守る
ニンジン×カブ…セリ科の野菜がアブラナ科のアオムシを防ぐ
トウモロコシ×エダマメ…たがいの害虫を減らす
●病気を予防する組合せ
キュウリ×長ねぎ…ネギ属がウリ科の病気を防ぐ
トマト×ニラ or ナス×ニラ…ニラで病原菌を寄せつけない
ダイコン×キャベツ…ダイコンのおとりで根こぶ病を防ぐ
●たがいの生育をうながす組合せ
トマト×ラッカセイ…マメ科の根粒菌を利用する
サツマイモ×エダマメ…サツマイモとエダマメで土をよくする
ホウレンソウ×葉ネギ…葉ネギでホウレンソウをおいしく作る
【著者紹介】
1948年生まれ。農学博士(東京大学)。栃木県農業試験場生物工学部長、自然農法大校長を経て、現在(財)環境科学総合研究所所長、(社)自然農法文化事業団理事。有機農業、伝承農法などの研究・実証を行っている。著書に『拮抗微生物による病害虫防除』(農文協)、『コンパニオンプランツ』『プロに教わる家庭菜園の裏ワザ』『マンガでわかる家庭菜園の裏ワザ』『農薬・化学肥料に頼らないおいしい野菜づくりの裏ワザ』(以上、本会)、『コンテナでつくる家庭菜園 コンパニオンプランツ』(毎日コミュニケーションズ)、『コンパニオンプランツで野菜づくり』(主婦と生活社)、『伝承農法を活かす家庭菜園の科学(ブルーバックス)』(講談社)
内容説明
害虫を防ぐ、益虫を誘う、病気を予防する、生育を促進する、味をよくする、収量が増える、活力のある土にする、空間を有効に使う―さまざまなメリットのある栽培法を伝承農法・有機栽培の第一人者がわかりやすく解説。
目次
1章 害虫を防ぐ組み合わせ(キャベツ(アブラナ科)×レタス(キク科)―アオムシよけの代表例
カブ(アブラナ科)×ニンジン(セリ科)―アオムシとキアゲハの幼虫を撃退 ほか)
2章 病気を予防する組み合わせ(キュウリ(ウリ科)×長ネギ(ユリ科ネギ属)―連作で起きる病気を防ぐ
トマト(ナス科)×ニラ(ユリ科ネギ属)―トマトに根圏の似たニラを植える ほか)
3章 たがいの生育をうながす組み合わせ(トマト(ナス科)×ラッカセイ(マメ科)―根の働きでトマトのおいしさ倍増
サツマイモ(ヒルガオ科)×エダマメ(マメ科)―詰め込み栽培でしかも収量アップ! ほか)
4章 畑の環境づくりに役立つ組み合わせ(キャベツ(アブラナ科)×ジャガイモ(ナス科)―注意!仲の悪い組み合わせ
コマツナ(アブラナ科)×スベリヒユ、シロザ、アカザ(夏の雑草)―雑草で畑に裸地をつくらない ほか)
著者等紹介
木嶋利男[キジマトシオ]
1948年生まれ。農学博士。栃木県農業試験場生物工学部長、自然農法大校長を経て、現在(社)自然農法文化事業団理事。有機農業、伝承農法などの研究・実証を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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