内容説明
年老いた親と上手につきあうために。頑固で、つきあいにくい。それはあなたの思いこみ。
目次
第1章 こんな思い込みをしていませんか?(あなたの「高齢者」イメージ、間違っていませんか?;年をとると頑固になる;ひがみっぽくなってきた ほか)
第2章 親の本音を知りたい!(親の気持ちを理解すれば、適切なアプローチができる;「忙しいだろうから来なくていい」という;「早くお迎えが来てほしい」とすぐいう ほか)
第3章 よりよい親子関係をめざして(自立する親が増える二十一世紀。別居しながら「いい親子関係」を築くには?;新しい時代の親子のつき合い方とは?;離れて暮らす子どもができるサポート術 ほか)
著者等紹介
下仲順子[シモナカヨシコ]
文京学院大学人間学部教授、同大学院人間学研究科教授。文学博士。臨床心理士。1964年、関西学院大学文学部心理学科卒業。1966年、同大学院文学研究科修士課程修了。大阪府立公衆衛生研究所研究員を経て、1973年、東京都老人総合研究所心理学部門研究員、1997年、同研究部。2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aoi
3
優しい本。 時代ギャップによる考え方の違いを客観的に教えてくれる。 「高齢者だから」と考えがちな問題も、「元からその性質や性格があった」と考えると解決の糸口を掴みやすい。年齢関係なく起こる気持ちのすれ違いへの対処法を学べた。 自分の親に限らず、今仕事で触れ合う高齢者の方々への対応にも活かせそう。2021/09/06
みぃ
2
色んなシチュエーションでの親の気持ち、対処法。なるほど。決めつけはいけないですね。2015/07/28
ニコ
1
★★★☆☆2015/03/09
うさうさ
1
年をとることで生じる変化や子どもとの食い違いなどが、事例と対処法をあげてとても分かりやすくまとめられている。まだピンとこない事が大半だけど、いつか自分の親にも顕著に現れる事象だろうと思いつつ読んだ。2012/04/07
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- 和書
- 精神病理学論集 〈1〉