内容説明
みそを何気なく毎日の食事でとっていると、体が元気になり、頭も冴えてくる。日本人が長寿であるのは、みそのおかげ。春のたけのこ、夏のなす、秋冬の根菜といった旬の野菜類にコクと香りを添える、青背魚のにおいを消す、肉をやわらかくするなど、みそには料理をおいしくする効果もある。私たちにとってかけがえのない和食の財産、みそを使った、昔ながらの味から今風のおかずまで、選ぶのが迷うほどの100のレシピを紹介。
目次
1 みそは日本人の元気の素(みそを見直せば、若返りの妙薬;みそで元気に長生きした人たち ほか)
2 みそと野菜で四季のおかず(「みそ菜」で養生した江戸の人たち;鴨肉入りみそ煮込み ほか)
3 みそは魚や肉とも相性よし(さばのみそ煮;みそ風味のさんまの有馬煮 ほか)
4 毎日のみそ汁でいつのまにか長寿(古代のみそ汁、「菜茹」は不老長寿の汁;菜茹スープ ほか)
著者等紹介
永山久夫[ナガヤマヒサオ]
福島県生まれ。食文化史研究家。古代から明治時代までの食事復元研究の第一人者。古代及び長寿村の食生活を長年にわたり調査し、和食の優れた効能を提唱している。テレビ、ラジオなどに多数出演のほか、講演活動で全国を飛び回る。独特の親近感のある語り口調に多くのファンをもつ
清水信子[シミズシンコ]
東京都生まれ。料理研究家。和食の第一人者。懐石料理からお惣菜まで幅広く手がけ、気品のある味つけと盛りつけには定評がある。「わかりやすくておいしく作れる」とファンが多く、テレビ、ラジオ、雑誌、講演会などで活躍中
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