出版社内容情報
貸すか、売るか、維持するか。親の死後、実家をどうするか決めていますか?
ある日突然降りかかる“負”動産のたたみ方を、法律と終活のスペシャリストが徹底指南!
●パート1 空き家・空き地にしない! 不動産のたたみ方
わが家らしい家じまいチャート/不動産は唯一放棄できないもの/奪い合いから押し付け合いへ/なぜ空き家は「空き家」のまま放置されるのか/一軒家より難しい、空きマンションの後始末/空き家の管理にはお金がかかる/空き家を放置しておくと訴えられることも/実家の処分には「情」を断ち切る/相続手続き、いざスタート! ほか
●パート2 無縁仏にさせない! 賢いお墓のたたみ方
わが家らしい、墓じまいチャート/こんなお墓は無縁仏になる/墓じまいは供養でもある/こんな人こそ、今が墓のしまいどき/墓じまいは人生の節目/時が解決する場合もある/お墓の継承についての基本のき/一般的なお墓の改葬の手順/改葬には結構お金がかかる/墓じまいはお寺との話し合いが八分/お墓を更地にするために石材店に依頼する ほか
●パート3 親の生前にやっておくべきこと
一にも二にも話し合い/案ずるより産むがやすし、話はこう切り出せ/エンディングノートを書くのなら/誰もほしがらない遺産がある場合こそ、遺言書を/こんな人は公正証書遺言を残したほうがいい/墓守をする人への配慮ある遺言とは/どっちが得か、よ~く考えよう、小規模宅地等の特例/老親を利用して、財産をドロボーする ほか
【著者紹介】
東京弁護士法律事務所・代表弁護士。税理士。早稲田大学政治経済学部を卒業後、朝日新聞社記者。刑事事件の記者をしながら、一念発起して司法試験に合格。最終目標から逆算して戦略を立てる事件処理により、依頼者から絶大な支持を集める。著書は、『磯野家の相続』『磯野家の相続税』(すばる舎)、『モメない相続』(朝日新書)、『波平は「相続」であわてない!』(文藝春秋)など多数。
内容説明
もしものことがあった時、実家をどうするか決めていますか?法律と終活のスペシャリストが徹底指南!!
目次
1 空き家・空き地にしない!家と土地のたたみ方(不良債権化するだれも継がない不動産;相続手続き、いざスタート!;“負”動産の賢い手放し方・活かし方)
2 無縁墓にしない!お墓のたたみ方(無縁墓にしないためにできること;お墓を片づける;新しいお墓・弔い方を選ぶ)
3 親が生きているうちにやっておきたいこと(どちらが得かよく考えよう、小規模宅地等の特例;家を担保に介護資金を捻出する;使っていない財産は、親が健在のうちに現金化する;親に遺言を書いてもらう;墓守をする人への配慮ある遺言;公正証書遺言のほうがトラブルが少ない;親が認知症の場合、遺言作成で気をつけること;相続は、すべてを白紙に戻す最大のチャンス;ほしい財産だけ、残したい財産だけを引き継ぐ秘策とは?)
著者等紹介
長谷川裕雅[ハセガワヒロマサ]
東京永田町法律事務所代表。弁護士・税理士。早稲田大学政治経済学部を卒業後、朝日新聞社記者。一念発起して司法試験に合格。最終目標から逆算して戦略を立てる事件処理により、依頼者から絶大な支持を集める
佐々木悦子[ササキエツコ]
(一社)日本エンディングサポート協会理事長。1969年、埼玉県生まれ。単独で24時間365日「お墓・葬儀の電話相談」をした経験を持つお墓・葬儀のスペシャリスト。寺院や霊園、石材店などを直接訪れて入手した情報の深さと、わかりやすい語り口が親しまれている。全国各地でお墓や葬儀に関するセミナーを開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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