出版社内容情報
植栽・水景・庭石・園路・竹垣…
それらの由来やしくみを理解すると日本庭園の魅力がわかる! 見方がわかる! 庭園めぐりがもっと楽しくなる!
庭づくりの名人が、“つくり手が見てほしい鑑賞のポイント”をわかりやすく解説!
【巻頭】
1.植物の美しさが人をひきつける
2.写真撮影で「見方」が上達する
3.外国人を魅了する「足立美術館」
第1章 日本庭園の様式
1.池泉庭園
2.枯山水
3.露地(茶庭)
第2章 植栽のデザイン
1.平安時代から変わらない植栽技術
2.近景、中景、遠景の配置構成
3.植栽による景観表現の技法
4.役木としての庭木の役割
5.生垣と刈り込みの技法
6.苔の美学と使い方
7.庭の冬化粧(雪吊り、わらぼっち、敷き松葉)
8.江戸期の品種改良と草花の植栽
第3章 水景のデザイン
1.池泉のデザインと工法
2.水の流れと滝のデザイン
第4章 石のデザイン
1.自然景観を表現する石組
2.寓意を表現する石組
3.古来の石組工法
第5章 園路のデザイン
1.飛石のパターン
2.飛石の工法
3.敷石・延段のデザイン
第6章 石造添景物のデザイン
1.石灯籠の見方とデザイン
2.蹲踞と手水鉢のデザイン
第7章 竹垣のデザイン
1.透かし垣の種類とデザイン
2.遮蔽垣の種類とデザイン
3.竹垣はこうして作られる
【巻末】
1.日本庭園の歴史をたどる
2.日本庭園をつくってきた人
3.歴史に残る作庭古書
4.用語解説
5.日本の名園ガイド一覧
【著者紹介】
一般社団法人日本造園組合連合会(造園連)理事長。成和造園?椛纒\取締役社長。東京農業大学卒業後、家業の成和造園を継ぎ、50年近く日本庭園の作庭・施工・管理に携わる。日本古来の造園技術に造詣が深く、洋を取り入れた個人宅の小庭や、ビルの屋上緑化などにも幅広く取り組んでいる。2009年、国から卓越した技能者に贈られる「現代の名工」に選出。
内容説明
植栽をはじめ、水景、石組、園路、竹垣など、その由来や使い方・工法までわかりやすくプロが徹底解説。日本庭園の魅力がわかる!見方が変わる!
目次
第1章 日本庭園の基本様式
第2章 植栽の基本と受け継がれる管理法
第3章 庭の水景をつくる池泉・滝の基本
第4章 石組の意味とデザイン・工法
第5章 園路の基本とデザイン・効果
第6章 石を使った庭の添景物
第7章 竹を使った庭の造景物
第8章 日本庭園の移り変わり
著者等紹介
宇田川辰彦[ウダガワタツヒコ]
一般社団法人日本造園組合連合会(造園連)理事長。成和造園(株)取締役。東京農業大学卒業後、家業の成和造園を継ぎ、50年近く日本庭園の作庭・施工・管理に携わる。2009年、国から卓越した技能者に贈られる「現代の名工」を受賞
堀内正樹[ホリウチマサキ]
環境芸術学園・日本フラワーデザイン専門学校講師。東京生まれ。明治大学卒。造園会社および出版社を経てフリーに。日本文化、自然文化、環境緑化などをテーマに書籍や雑誌の編集企画・執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
morinokazedayori
55くまごろう
YuYu