生きもの語り―人間が知らない田んぼの世界

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259547530
  • NDC分類 616.2
  • Cコード C0045

出版社内容情報

もし、虫や草が話すことができたら……? 
カエルやトンボなど多くの生きものが、自分たちの暮らす「田んぼ」という世界について語ります。それぞれの生物の生態や、自然を維持するために人間が果たしている役割についてもわかりやすく解説。

●第1章 田んぼの春 
●第2章 田んぼの夏
●第3章 田んぼの秋
●第4章 田んぼの冬

【著者紹介】
百姓・思想家。1950年長崎県生まれ。1973年に福岡県農業改良普及員となり、78年より減農薬運動を提唱。普及員として活動するかたわら、89年に新規参入して自ら農業を行う。2000年に福岡県退職。2001年にNPO法人農と自然の研究所を立ち上げ、代表理事を務める(現在は任意団体として活動中)。主な著書に『国民のための百姓学』(家の光協会)、『農と過去と未来をつなぐ~田んぼから考えたこと~』(岩波書店)、『農本主義へのいざない』(創森社)、『農本主義が未来を耕す』(現代書館)などがある。

内容説明

ありふれた「ただの風景」の中に、豊かな生命の蠢きや感動が満ちている。生きものたちが語る田んぼの1年と百姓仕事。

目次

第1章 春(田んぼの春はいつから?;山桜と種浸花からの報せ ほか)
第2章 初夏(田んぼの夏はいつから?;田植えを待つ蛙 ほか)
第3章 真夏(真夏の始まり;どちらの名前がほんとうか ほか)
第4章 秋(田んぼの秋はいつから?;田んぼに集まる蜜蜂の秘密 ほか)
第5章 冬(田んぼの冬はいつから?;ひこばえの願い ほか)

著者等紹介

宇根豊[ウネユタカ]
百姓。思想家。農学博士。1950年長崎県生まれ。73年から福岡県農業改良普及員として活動し、78年から水田の減農薬運動を提唱。89年より就農し、2000年に福岡県庁を退職後、NPO法人「農と自然の研究所」を設立して「田んぼの生きもの調査」を広める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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明るい表通りで🎶

7
私も百姓です(*^-^)ノ 生きものがたり。毎日食べるごはん。消費者に田んぼを公開し、田んぼの中に入ってもらい、田んぼで穫れる米を味わってもらう体験をしてもらうこと。日本人のすべてが、自分の食べているものが育っている田畑を訪ねることがあたりまえになり、まるで自分の家の田畑みたいに思う。そういう関係になれば、ふるさとが増え、わたしたち稲だけでなくふるさとすべての生きものたちが安堵するのではの問いかけに、熱く共感させられる。2024/03/05

スプリント

6
田んぼに暮らす生き物たちの童話です。小学校の国語に載っていそうな世界観が気持ちをほっこりさせます。2015/06/06

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