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踊る「食の安全」―農薬から見える日本の食卓

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259546939
  • NDC分類 615.87
  • Cコード C0061

内容説明

食の安全・安心への関心が高まり、その危険性ばかりが指摘される農薬。一方、規制が厳しくなる中、使える農薬がほとんどなく、水わさびをはじめとする生産量の少ない「マイナー作物」の生産者は厳しい立場に立たされている。単純な是非論を超えて、持続可能な農業を築き、私たちの大切な食文化を守っていくために知っておきたい、本当の農薬の話。

目次

序章 国産のわさびが消える?
第1章 農薬とは何か?
第2章 農薬は食べると危険?
第3章 農薬は使うと危険?
第4章 農薬は環境破壊なのか?
第5章 新しい農薬制度、ポジティブリスト制とは?
第6章 農薬の未来はどうなるのか?

著者等紹介

松永和紀[マツナガワキ]
長崎市生まれの東京育ち。京都大学農学部農芸化学科、同大学大学院農学研究科(農芸化学専攻)修士課程修了。毎日新聞社の記者として10年勤めた後に退職し、フリーランスの科学ライターに。主婦として母として日々、安くておいしい食事作りに頭を悩ましつつ、農業、食、環境関連の記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hamamelon

0
消費者の農薬に対する 無知 誤解 思い込み等々の情報源はテレビな訳で… 2009/12/01

sivad_smiles

0
この手の本って大体が反農薬ですから、ニュートラルに書く大切さ。2009/05/12

aki

0
エビデンスを基に、現代の農薬の規制と使用についてわかりやすく説明された良著。「沈黙の春」以降の農薬規制の強化によって、毒性の強い農薬は減少している。残留農薬での死者はいない一方、食中毒での死者は毎年複数、更には生活習慣病の死者は死亡原因の過半を占めている。以前読んだFactFullness の「実は危険ではないことを恐ろしいと考えてしまう思い込み」の項を思い出した。2019/06/21

owlman

0
必要悪を咎める、無意の悪。2019/02/11

T

0
農薬は危険、環境にも人にも害がある、そういう思いこみが確かにあった事に気付かされた。実態は何重にも安全性をチェックした上で農薬として承認されている。視野を広げてくれた1冊2018/05/21

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