内容説明
移りゆく季節の自然の美しさ、生活の中の美が表現されたきものは一枚のきものにも連綿と受け継がれています。きもの道ひとすじ五十有余年の著者が「染と織」の知識と、季節感にそったきものの選び方、着方をやさしく解説。あなたのきものの世界が豊かに広がります。
目次
染と織と歳時記と（きものの魅力；季節ときもの）
第１章 きもの歳時記（一月（睦月）
二月（如月） ほか）
第２章 おしゃれの演出（かざり紋で遊ぶ；刺繍半衿で華やぎを ほか）
第３章 日本の染と織（京友禅と加賀友禅；貴重な織物幻の織物 ほか）
第４章 日本の伝統文様（上代の文様；有織文様 ほか）
著者等紹介
清水とき［シミズトキ］
出身地岐阜。幼稚園より東京下町育ち、１９４６年日本女子大学家政学部卒業。現在、学校法人清水学園理事長、専門学校清水とき・きものアカデミア学長、財団法人日本きもの文化協会会長、とき・きものクリエイトセンター所長、「清水とき記念きもの芸術館」館長。１９７７年蚕糸功績賞、８５年東京都教育功労者表彰、８８年に藍綬褒章、９６年には勲四等瑞宝章に叙せられる。他に厚生労働大臣表彰（１９９０年）、経済産業大臣表彰（１９９４年）、文部科学大臣表彰（２０００年）、外務大臣表彰（２００２年）などがある
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