それでも農は命綱

それでも農は命綱

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259544478
  • NDC分類 610.4
  • Cコード C0095

内容説明

村からの「ホンネ」提言。最後の砦・コメまでも失った日本農業の未来は。「総自由化時代」をむかえた農業・農村の過去・現在を検証し、農業再建の道を探る。

目次

第1章 平成・輸入米来襲フィーバーの顛末(コメが消えた日;マスコミ報道の誤謬を問う;綱渡りだったコメの需給政策;コメ自由化の果てに待つものは…)
第2章 「農なき国の食なき民」への道程(ガット・ウルグアイラウンドの虚と実;日本農業解体の戦後史;私がミカンをやめたワケ;あなたは50年後が信じられるか)
第3章 「新・政策」で日本農業は救えるか!?(「新・政策」とは何か;「新・政策」はクモの糸;最後の勝利者は「農場の外にいる」)
第4章 総自由化時代の農業・農村は、いま(大型「個別経営体」の成算はいかに;共存の原理で担い手育成~新潟県「麓二区生産組合」の試み;地域密着経営で規模拡大~石川県「六星生産組合」の試み ほか)
第5章 それでも…。農は命綱(なぜ、自らの食を放棄するのか;新たなる戦前X年のスタート;「荒唐無稽な」最後の提案)