内容説明
銀座ネオン街、新宿超高層ビル群、恵比寿ファストフード店…など首都圏の残飯を追跡リポート。“飽食ニッポンの世紀末的症状”を徹底検証する。
目次
第１章 飽食カラスが飛び交う暁の街並みの光景
第２章 超高層ビル群から降る残飯は…
第３章 食生活を変貌させるファストフード店の脅威
第４章 ギャルはグルメ派？それともヘルシー派？
第５章 どっこい生きてた残飯養豚の昔と今
第６章 大消費地「東京の台所」ウラ事情
第７章 「最終処理工程」にみる残飯の末路
第８章 どうなる「繁栄と飽食」の果て
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
68
図書館閉架書庫。 都市は火砕流でありがん細胞である。田舎住としてはうなずけます。個人的な話ですが、大阪から帰ってくる従妹家族の手のかかることとガキどもの躾の無さに辟易しています。最近は田舎のガキも躾がなってないのですが…。 食育というワードの無かった91年頃の話ですが、女子大生の食生活の乱れていること…。ダイエットで帯状疱疹になるというところで呆れてしまいました。 銀座の残飯事情は考えたことがなかったですが…、そもそもインタビューしてもキチンと答えてくれる人がいないということが印象的でした。2024/02/10
Ayumi Yamashita
1
平成3年。今からおよそ22年前に,発行された本。あれから,日本の食糧問題は少しでも解決に向かったのか。ﾃﾞｰﾀは古いが,残飯について考える良い機会を与えてくれる。児童向けなので,読みやすい。2013/09/30
