非農業国家でよいのか―国際化時代の食糧・農業

非農業国家でよいのか―国際化時代の食糧・農業

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784259543822
  • NDC分類 611.021
  • Cコード C0033

内容説明

コメにまで広がった自由化の炎。農業は縮小し、食糧自給率は低下の一途をたどっている。しかし、農業が滅びれば国が滅ぶ。国民生活に果たす農業の役割を見直し、再建策を示す。

目次

序章 農業はなぜ日本に必要か
第1章 農産物自由貿易論のここが問題だ(12品目からコメまで;一国で解決できぬ農業問題;崩壊する「強者の論理」自由貿易論)
第2章 国際化時代の農政とは何か(「21世紀へ向けての農政の基本方向」にみる農政思想の転換;政策具体化の方向は「国際化」;価格引き下げで非効率農家を抹殺;農政審路線下の農業・農村)
第3章 農業が変われば日本が変わる(農業が国民経済を発展させた;国の独立保持と食糧自給;国民経済の安定と食糧;農村社会の安定がもたらすもの;国土と環境を守る農業の役割)
第4章 日本農業再建はこうして行う―食と緑を子孫に残すために(農業の生産構造をどうする;資源収奪型農法からの転換;“食べ物”の流通をどうする;国の農政はこれだけは国民に責任を持て)