出版社内容情報
JA改革について短時間で詳しく分かる1冊です。TPP交渉によるグローバル化や市場経済主義のなか、JAが地域に根ざした事業で地方経済を支えてきたことは決して軽視できません。政府がすすめるJA改革で脅かされるのは地域の生活です。地域の発展を第一に考えた「自己改革」を実践するために重要なことと課題をわかりやすく解説します。
第1章 農協をとりまく現在の状況
?@政府はどうして農協改革を進めようとするのですか?
?A政府の掲げる農協改革では、どのような問題が生じるのですか?
?B世論は政府を支持しているように見えますがなぜですか?
第2章 いま、なぜ協同組合なのか
?@農協以外にも協同組合はあるのですか?
?A協同組合はどうして生まれたのですか?
?B協同組合と株式会社はどこが違うのですか?
?Cいま、なぜ協同組合が注目されているのですか?
第3章 国際社会から注目される日本型総合農協
?@国際社会では、農協はどのように見られているのですか?
?A総合農協はどこが優れているのですか?
?B中央会や連合会はなぜ必要なのですか?
?C農協が自己改革を進めていくうえで大事なことは何ですか?
第4章 地方創生と農協の役割
?@政府の「地方創生」で地方は活性化するのでしょうか?
?A農協がなくとも、農業ができるという人がいますが?
?B地域の暮らしを守るため、農協が果たす役割はなんですか?
?Cなぜ教育活動や広報活動がたいせつなのですか?
【著者紹介】
北海道大学名誉教授。1939年生まれ。1990年北海道大学教授(農業協同組合論講座担当)、同大農学部長、大学院農学研究科長、日本協同組合学会会長、日本農業経済学会会長などを経て、2003年北海学園大学経済学部教授。現在、北海道大学名誉教授、北海道地域農業研究所顧問。主な著書は『系統再編と農協改革』(農文協)、『農協の大義』(農文協)などがある。
内容説明
自主・自立の協同組合としていかに農協の強みを発揮し、地域を元気にしていくか。
目次
第1章 農協をとりまく現在の状況(政府はどうして「農協改革」を進めようとするのですか?;政府の掲げる「農政改革」では、どのような問題が生じるのですか?;世論は政府を支持しているように見えますが、なぜですか?)
第2章 いま、なぜ協同組合なのか(農協以外にも協同組合はあるのですか?;協同組合はどうして生まれたのですか?;協同組合と株式会社はどこが違うのですか?;いま、なぜ協同組合が注目されているのですか?)
第3章 国際社会から注目される日本型総合農協(国際社会では、日本の農協はどのように見られているのですか?;総合農協はどこが優れているのですか?;中央会や連合会はなぜ必要なのですか?;農協が自己改革を進めていくうえで大事なことは何ですか?)
第4章 地方創生と農協の役割(政府の「地方創生」で地方は活性化するのでしょうか?;農業振興のために農協は何をすべきですか?;地方が元気になるために、農協に求められる役割は何ですか?;なぜ教育活動や広報活動が大切なのですか?)
著者等紹介
太田原高昭[オオタハラタカアキ]
1939年生まれ。1968年北海道大学大学院農学研究科博士課程単位取得。1990年北海道大学教授。その後、同大農学部長、大学院農学研究科長、日本協同組合学会会長、日本農業経済学会会長などを経て、2003年北海学園大学経済学部教授。現在、北海道大学名誉教授、北海道地域農業研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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