内容説明
独禁法適用除外、信用・共済事業の必要性など協同組合の意義と役割を改めて考える。
目次
第1章 「農協批判」の潮流―何が問題にされているのか(再燃する「農協批判」;「農協批判」の源流―一九八〇年代の動き;「農協批判」をどう受け止めるか)
第2章 農協は何をはぐくむべきか―特性を見つめ直し、強みにするために(直面する「複合的危機」;くらしに根ざす;学びを通じてつながりをつくる ほか)
第3章 市場原理主義を超える協同組合の役割(「市場原理主義」の考え方とその限界;市場原理主義を超えるために―協同組合の役割;農協の存在価値を発揮するために―「誤解」から「理解」へ、そして「実践」へ)
著者等紹介
北川太一[キタガワタイチ]
福井県立大学経済学部教授。1959年兵庫県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。鳥取大学農学部(助手)、京都府立大学農学部(講師・助教授)を経て、福井県立大学に勤務。2008年4月より現職。福井県JA生活指導員会・地域農業支援アドバイザー、越前市食と農の創造審議会座長、ふくいエコ・グリーンツーリズムネットワーク会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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