出版社内容情報
コメの食料としての特質、生産状況、水田の仕組み、戦後農政、歴史など米のあらゆる側面について、予備知識がなくても学べるように解説しています。豊富な図解でわかりやすいのが魅力です。
内容説明
生産、消費動向、制度、流通、文化…コメのあらゆる側面をわかりやすく図解で解説。
目次
第1章 食料としての米の基本を知る
第2章 米の生産と水田の仕組みを知る
第3章 米と日本の文化・伝統を知る
第4章 米作りの構造と戦後農政の流れを知る
第5章 米の流通・消費、貿易を知る
第6章 これからの米作りと消費拡大の可能性を探る
著者等紹介
八木宏典[ヤギヒロノリ]
東京大学名誉教授、日本農業研究所客員研究員。1944年生まれ。1967年、東京大学農学部農業経済学科卒業。農林省農事試験場研究員、東京大学農学部助教授、教授、同大学院農学生命科学研究科教授、東京農業大学国際バイオビジネス学科教授を経て、現職。日本農業経済学会会長、日本農業経営学会会長、食料・農業・農村政策審議会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジコボー
10
規制緩和によるブルーオーシャン 1918年の米騒動をきっかけに政府統制された米の販売。ところが米の消費量は減少。そこで政府は米販売の規制緩和を行います。今ではコンビニでも購入可能となり、米屋は消滅してしまいます。 米のような規制緩和の波はより一層大きくなると思います。 本書では、食糧としての米、口中調味という食文化、米の生産と水田の仕組みなど米に関する知識が網羅されています。私たちに馴染み深い米を見直すきっかけをくれました。2020/01/12
あまつ
6
某米作りアクションゲーの参考資料として読了。 米作りよりも、消費動向などの部分が強かったけど、おこめについて色々詳しくなれて面白かった。 もちろん、稲作に関する知識も付いたよ! 中干しって3〜5日程度だったんですねー。 ゲームない時間の半月程度は長い…かな🤔 また色々試してみよう🍚2020/11/30
おーうち
3
知っているようで知らないお米の話でもあった。農家さんにとっては当然なのかもしれないが、基礎的なことや歴史(食糧管理法とか)、これからの流れTPPとかが書かれていた。有機農法の規格とか材料代が7割くらいかかるというのは知らなかったし、小学校で習った農業というものの知識だけだったのが恥ずかしい。2018の本なのである程度新しいし温暖化の影響というのも記載されていた。栄養という面では玄米はすごいし、農政という面では飼料米、文化的には発酵、流通ではパック米飯だけど玄米餅?、直播、家族農業が優遇されるとうれしい。2020/08/20
まきお
2
農業新聞の広告をみて即注文した。 小学校のコメ作り指導にとても役立ちそう。2019/11/23
oyagonnta
0
市島 良かった! 娘たちにも読んでほしい。2024/09/26