図解 知識ゼロからの林業入門

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784259518639
  • NDC分類 652.1
  • Cコード C0061

出版社内容情報

日本は世界有数の森林資源保有国だった!
木の育て方、収穫、加工、流通、歴史、山村問題……
林業の基本と最新動向がよくわかる!


1.林業が注目されるわけ
森林が発揮する多様な機能/森林大国 日本/林業の特徴?農業とは異なる魅力? ほか

2.森林・樹木・木材を知る
世界の森林と砂漠化/日本の森林の特徴/変化する森林?植物遷移とは?? ほか

3.木を育てる林業を知る
日本の森林がもつ木材生産能力/持続可能な木材生産の考え方?保続生産とは?? ほか

4.木を使う林産業を知る
密接につながる林業と林産業/丸太から製材品へ/木材加工技術の現在 ほか

5.日本林業の歩み
体制とともに変容する林業?古代から近世? ほか

6.木材だけではない森からのめぐみ
非木材林産物生産(NWFP)とは何か?/キノコの生産と利用 ほか

7.林業のこれからを考える
各地で進む木材のブランド化の動き/林業の担い手を育てる取り組み ほか


関岡 東生[セキオカ ハルオ]
東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科教授。専門は、森林政策学、森林教育学、森林文化論。1965年、東京都生まれ。1995年、東京農業大学大学院農学研究科林学専攻修了。博士(林学)。日本森林学会・日本環境教育学会・日本野外教育学会・日本農業教育学会・林業経済学会他に所属。著書に、『日本の森林と林業』(大日本山林会、2011年)、『森林づくりの四季1・2』(上毛新聞社、2011年)、『木力検定?』(海青社、2014年)、『新版 森林総合科学用語辞典』(東京農大出版会、2015年)他。

内容説明

“森林国”日本の可能性と課題。林業と森林をめぐる基礎知識・最新動向がわかる。

目次

第1章 いま林業が注目されるわけ
第2章 森林と樹木を知る
第3章 林業を知る―樹木を育てる・収穫する
第4章 林産業を知る―木材を加工・消費する
第5章 日本林業と林政の歩み
第6章 木材だけではない森林からの恵み
第7章 これからの林業の可能性と課題を知る

著者等紹介

関岡東生[セキオカハルオ]
東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科教授。専門は、森林政策学、森林教育学、森林文化論。1965年、東京都生まれ。1995年、東京農業大学大学院農学研究科林学専攻修了。博士(林学)。日本森林学会・日本環境教育学会・日本野外教育学会・日本農業教育学会・林業経済学会他に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aisapia

11
朝ドラの影響で読みました。山が好きってのもありますが面白かったです!林業って大変だけど大事な産業だなと感じました。そして戦国時代から山が災害を防いでいると人々が考えていたことに驚き。現在ではその意識も薄れてしまいましたが昔は当たり前だったんだなぁ…もっと自然と共存していきたいと思いました!2021/07/24

乱読家 護る会支持!

6
世界の陸地面積の3割が森林。一方、日本は陸地面積の7割が森林。国有林と私有林で半々。国民一人当たりの森林面積は世界より低い。森林所有者の多くは、育林や伐出を林業経営者に委託している。林業従事者は、30年で1/3に。日本の森林の成長量は、日本の国産材利用量の4倍。日本のほとんどの人工林は伐期を迎え、人工林の7割が利用可能。。。など、、、森林がどう育つのか。森林の世代交代。菌類の働き、、をもうちょっと読みたいなあ。2017/05/01

桃の種

2
森林と人とを多面的に解説した教科書。長期的視野(数十年〜百年以上)で林業をどう透明化していくか。2019/11/20

lovekorea

2
一生見ることがないであろう超専門的な重機や単位などを一度にたくさん見れて、知的好奇心が満たされました。 農業や水産業と同じく、大きな目で見ればジリ貧産業ではあるものの、新たな展望もちらほら感じました。 さて将来はいかに ( ̄▽ ̄)2018/08/15

1
祖父母が農家であり林家である。 今後(といっても数十年後?)相続した時に、林業を行うべきか手放すべきかを考えるため、まずは林業とは何かを知るために本書を借りた。 林業には様々な支援制度があり、活用方法がある。また、社会的意義も大きく、やはり日本にとって不可欠な存在である。 しかし、維持費は非常に高いわりに、リターンが小さいため、効率的な事業とは言えないようだ。 固定資産税も考えると完全にマイナス事業であるから、今後国の補助が拡充しない限り、組合に渡したほうが良さそうだ。2016/12/05

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