内容説明
わが国の農政学を主導してきた著者が、想いを込めて問う、渾身の著作。
目次
序章 これまでの農政・今後の農政(戦後農業・農政の画期と特徴;ウルグアイ・ラウンド農業合意受け入れ後の農政)
第1章 新農業基本法の課題―二一世紀日本農業のあり方を求めて
第2章 食料・農業・農村基本法―「未来への架け橋」は築けるか(旧農業基本法と新基本法の違い;農政の新領域―農村政策;食料安全保障政策の確立 ほか)
第3章 米政策のあり方を問う―混迷の極にある米政策(新食糧法施行初年度の現実と課題;「新たな米政策」批判;再考すべき生産調整の政策的位置づけ ほか)
著者等紹介
梶井功[カジイイソシ]
1926年、新潟県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。東京農工大学前学長。東京農工大学名誉教授
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