内容説明
葉茎菜類では露地栽培が一般的で、春まき、夏まき、秋まき用品種など品種が分化して作型が決められていたが、雨よけ栽培や遮光栽培など被覆による気象環境を制御することによって、生産が安定してきた。このような新しい技術は果菜に対するハウス栽培ほど保温を厳重にすることはないが、その管理は口では簡単に言えるが、細かなことは図解するのがもっともよい。このような観点から、本書はこれまで多く出されている技術書と違って、文章とイラストを並列しながら書いたもので、初心者や農家の主婦の人たちの栽培手引書となることを願っている。