目次
序章 開発途上国における障害者教育法制の課題
第1章 韓国の障害者教育法制度と実態
第2章 中国の障害者教育法制の現状と課題
第3章 タイにおける障害者の教育を受ける権利とその現状
第4章 フィリピンにおける障害者教育法
第5章 マレーシアの障害児教育制度の現状と課題
第6章 ベトナムの障害者教育法制と就学実態
第7章 インドにおける障害者教育と法制度
著者等紹介
小林昌之[コバヤシマサユキ]
アジア経済研究所開発研究センター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
14
再読。改めて読み直してみると、国毎の格差、分担執筆者による報告のレベルに差が大きい。現状は制度通りには行われていないとしても、タイの法律・制度は飛び抜けて進んでいる。それに較べてフィリピンのだらしなさは何なのだろうか?元は東南アジア随一の経済大国であった面影もない。秘密主義でオープンなデータはないものの健闘しているらしいベトナム、法律・制度の整備状況以上にはちゃんとしているイメージのあるマレーシアと、国の経済力だけでは説明できないバラツキがある。2016/07/25
Akihiro Nishio
3
調べて見ると、こんなマニアックなテーマの本も続々と見つかる。本書は、タイトル通り、法律家の視点によるアジア諸国における障害児教育の研究報告であった。現実的にどの程度実践されているかについては、あまり突っ込んだ調査はない。しかし、みなさん現地語ができるのだろうか?法律の条文は英語で記述されているわけでもないだろうに。2015/05/19
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