目次
第1章 住民組織化をなぜ問題にするのか
第2章 開発におけるコミュニティーと住民組織化―バングラデシュを事例として
第3章 援助による住民組織化は自律的な地域社会発展の基盤をつくれるか―ネパールの事例から
第4章 サンパウロの都市貧困層向け住宅政策―「自主管理ムチラン」の住民組織
第5章 住民組織化プロセスと援助プロジェクトの成果―フィリピンとイエメンにおける参加型保健プロジェクトを事例として
第6章 農村開発における住民組織化の可能性
第7章 “根っこ”のある組織化を目指して―戦後日本農村における生活改良普及員の経験に学ぶ
第8章 農村開発における住民組織化―戦後日本の生活改善運動を中心にして
著者等紹介
佐藤寛[サトウヒロシ]
1957年生まれ。専門は開発社会学、地域研究(イエメン)。1981年アジア経済研究所入所(動向分析部)。1988~89年在イエメン日本国大使館専門調査員(技術協力担当)。1991~92年国立民族学博物館(外来研究員)。1998~99年イエメン共和国保健大臣アドバイザー。2003年~アジア経済研究所開発研究センター主任研究員
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