目次
序章 生態危機と持続可能性―サステイナビリティ論の視座
第1章 根絶と対処―モンゴル国沙漠地域におけるゾド(寒雪害)対策
第2章 ポスト「北方の三位一体」時代の中国エヴェンキ族の生業適応―大興安嶺におけるトナカイ飼養の事例
第3章 中国内陸半乾燥地域における災害リスク対応と「村」の発展戦略―甘粛省張掖オアシスを例に
第4章 農山村の維持可能性と限界集落問題への対応―高知県仁淀川町の事例から
第5章 アラル海災害の顕在化と小アラル海漁業への初期対応策
第6章 中国の水汚染被害地域における政策と実践―淮河流域の「生態災難」をめぐって
終章 サステイナビリティ論の展開に向けて―知見の総合と今後の課題
著者等紹介
大塚健司[オオツカケンジ]
アジア経済研究所新領域研究センター環境・資源研究グループ主任研究員。筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了、修士(環境科学)。専門は、流域・環境ガバナンス論、中国の環境問題と社会変動に関する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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