内容説明
本書は、一党支配体制の維持と市場経済化の推進という2つの目標のもとで、現在のラオス人民民主共和国が抱えている諸問題を検討するものである。
目次
第1章 現代ラオスの課題―一党支配体制下の市場経済化
第2章 市場経済移行下のラオス人民革命党支配の正当性―党政治・理論誌『アルン・マイ』における議論の変遷を中心に
第3章 ラオスの政治制度改革における部門別管理体制に関する一考察―ヴィエンチャン県財務部の人事管理を事例に
第4章 ラオス経済の計量モデル分析―LAOMACROMODEL‐2の開発とシミュレーション
第5章 ラオス都市部における貯蓄・資産の実態調査
第6章 国有企業改革からみた市場経済化―軍営企業・山岳部開発会社(BPKP)の場合
第7章 進出と撤退からみるラオス外国直接投資
著者等紹介
天川直子[アマカワナオコ]
アジア経済研究所地域研究センター東南アジア2研究グループ長
山田紀彦[ヤマダノリヒコ]
アジア経済研究所在ヴィエンチャン海外派遣員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 愛は時空を超えて