内容説明
本書はラテンアメリカにおける福祉国家の特徴を雇用政策と社会保障政策に焦点を当てて論じたものである。
目次
第1部 総論編(ラテンアメリカにおける福祉国家分析の視角;ラテンアメリカにおける開発と福祉)
第2部 雇用編(メキシコ低所得層における女性労働の変容と社会政策;ブラジルの職業教育制度改革―社会自由主義的国家への課題;ネオ・リベラル改革、大量失業、雇用政策―アルゼンチンの事例)
第3部 社会保障編(メキシコ社会保険公社(IMSS)改革―年金制度を中心に
ブラジルにおける公的年金制度―改革を阻まれるカルド‐ゾ政権
ペルーの社会保障体制と新自由主義―制度変化と持続性
アルゼンチンにおける社会医療保険改革)
著者等紹介
宇佐見耕一[ウサミコウイチ]
日本貿易振興会アジア経済研究所地域研究第2部副主任研究員
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