研究双書
経済発展と地域経済構造―地域経済学的アプローチの展望

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784258045068
  • NDC分類 332.9
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、途上国の経済構造・発展過程を理解するうえで国内の地域経済構造についての観察・分析が重要であることを再確認し、「地域経済要因」あるいは「空間経済要因」が陽表的に組み込まれた分析枠組み、いわゆる地域経済学的(空間経済学的)アプローチがもつ意義・意味を明らかにして、その適用可能性を展望している。

目次

経済発展と地域経済学的要因―序論
第1部 経済発展と地域経済格差(発展途上国における地域間格差―その原因と政策的含意;タイにおける地方間格差の多様性)
第2部 経済発展と地域経済開発(地域経済学的分析と開発問題:実証分析フレームワークの構築―インドネシアの事例・日本を参考として;地域経済発展と公共投資・社会資本ストック)
第3部 「新空間経済学モデル」の応用と展望(「新空間経済モデル」を用いた投資転換効果分析―北米自由貿易協定とわが国電子産業の事例への適用;技術の空間集積―労働者技術格差と地域格差;価格規制とネットワーク産業の成長パターン)

著者等紹介

大野幸一[オオノコウイチ]
アジア経済研究所開発研究部主任研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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