内容説明
映画化記念復刻!1969年に手塚作品初のノベライズとして刊行された『小説どろろ』が当時を振り返った辻真先の「あとがき」を新たに加えて復活。
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
大正15年11月3日午前1時大阪府に生まれる。昭和28年大阪大学医学部卒業。昭和22年「新宝島」を処女出版。大阪では、すでにこの頃よりまんが家として活躍していた。昭和34年医学博士となる。同年上京。以来第一線のまんが家として、秀れた作品を発表。昭和36年手塚治虫プロダクション(現在の虫プロの前身)を設立。故人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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海猫
82
原作漫画既読。あとがきによると、昔のモノクロ版のアニメに合わせたノベライズといったところか?序盤、背景設定が多くややこしいはずなのに、簡易に説明してあって読みやすい。とてもテンポ良く読める。これ一冊で原作を全て小説化は当然無理な話で、原作のエピソードを取捨選択して連作小説にした感じ。終わり方も違うので程よくオリジナリティーも出た。あと発刊当時の装幀やイラストを再現しているのも良いです。この絵の百鬼丸は精悍で青年といった見栄え。巻末の広告ページのラインナップもワクワクします。2019/02/09
三毛招き
2
さすがは辻先生原作のおどろおどろしさとわくわく感、悲喜劇をまったく損ねていない。2012/06/17
みい
1
某所でパラパラとしか読めなかったけど、原作とはまた違う感じなのかな?2012/09/22