ソノラマ文庫 黒い精霊の梢―梗醍果の王〈３〉

日下部 匡俊【著】

朝日ソノラマ（2003/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 309p／高さ 15cm
• 商品コード 9784257770206
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

苦しい戦いが続くショク・ワンは、次第に底知れぬ力を発揮し始めたゼン・イクと彼の操兵・剛信螺凰の力を借りて何とか窮地を脱していたが、その間も、エンシャンの大王都では異界のナルガ神降臨のための祭祀が進められていた。もはや使命達成のためには、祭司たる大王を直接狙うしかない。ショク・ワンらは大王都に転位して、最終決戦を挑んだ。しかし、吾伽式の長老は、唯一ナルガ神に対抗できる黒い精霊を封印から解き放つ途を選んでいたのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[クイックラック]

再読。時代背景が違う分なのか千葉先生の書く聖刻東方よりもっとオリエンタル。過去へ飛んだショク・ワンたちが因果を変えることで世界の一部が変革するも、相変わらず「八の聖刻」だけはどこ吹く風のよう。これでやっと第三部読める

2018/07/17