新戦史シリーズ<br> 日本の軍艦

新戦史シリーズ
日本の軍艦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784257172284
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0131

内容説明

75年の日本海軍の歩みの中で、軍艦はどのように変貌したのであろうか。外国からの輸入時代、国産化時代、崩壊までの歩み。

目次

第1部 日本海軍の誕生
第2部 日清海戦
第3部 日露海戦
第4部 第1次世界大戦
第5部 あらしの条約時代
第6部 太平洋海戦
第7部 日本海軍の最期

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イプシロン

29
日本海軍は75年をもってその生涯を閉じた。これを一人の生涯だと考えるなら、75年間にあった出来事を知ることは容易ではない。そんな点から、本著は日本海軍の一生を概観したものと言える。だが、その生涯における興味深い挿話の数々を意外と知らなかったことを自覚させられた。日本最初の軍艦は、オランダから寄贈された「観光丸(『易経』にある「観国之光」=国の光を見るの意)」だったこと。海賊と間違えられないように国籍表示のために昇平丸が「日の丸」の掲揚第一号となり、現在の日章旗が国旗として制定されたこと。2020/12/31

植田 和昭

14
図書館で借りてきました。日本海軍の創生期から最後までが、物語調に書かれていました。木保さんの筆力はすごいです。特に明治初期の日本海軍について書かれていた部分が興味深かったです。木保さんの日本の戦艦や日本の空母も図書館にあったのですが、紛失になったのが何とも残念です。2018/06/29

卍ザワ

1
明治から太平洋戦争まで、富国強兵と軍艦の製造に伴う、当時の国民の高揚感が行間から読みとれる。軍艦の工学的な解説や、地政学の説明は、なかなか頭に入いらず。朝日ソノラマ文庫だから、中学生以上が対象か、多少の読みやすさはあるが、それにしても内容が固いかな。神風特攻隊より早い登場の、特攻艇「震洋」や人間魚雷「回天」。人を人と思わなければ、こんな作戦を思いつくのだろうか。その作戦も国を挙げて大々的に敢行するのは、時代のせいだけなのだろうか。こんなきれい事も、平和な今だからいえてるだけなのか。暗鬱とならざるをえない。2023/03/03

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