新戦史シリーズ<br> ファイター・パイロット

新戦史シリーズ
ファイター・パイロット

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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784257172017
  • NDC分類 398.3

内容説明

戦闘機のパイロットにとって一番大切なことは飛行技術である。しかし同時に要求されるのは旺盛なファイトである。どんなに航空機が進歩しても、飛行技術とファイトは車の両輪と同じだ。このパイロットの姿を最新戦闘機と共に描いた現代空中戦の数々を記す作品。

目次

第1部 対地戦闘(戦場の条件;日常の作戦;ファントムと搭載兵器;作戦の共通点;ラムソン719作戦;戦後核兵器の投入)
第2部 空対空の戦闘(ベトナム戦での空戦;中東戦争とフォークランド紛争)
第3部 近い将来の展望(未来兵器の潜在力;ハイテク戦術戦闘機)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

χ

1
ベトナム戦争の話が多い。優れた航空力があっても相手の立ち回りで無効化されるのが何とも言えない。アメリカの敗因の1つ。追跡装置と妨害装置が同レベルの空戦は攻撃が当たらない、肉眼で捕捉して敵の死角から攻撃するレシプロ戦闘機時代に逆戻りするかも、という話は面白い。星新一の小説に肩に乗せたオウムを通して会話するのがあったけどそれを思い出す。ただ、この本が出て四半世紀は経つけどそういう事実は寡聞にして知らない2014/03/04

きりまん次ゃ郎

1
記述の前半部はベトナム戦争における航空戦、特に南ベトナムにおける多用な対地攻撃の方法やエピソードに裂かれている。さらっとではあるが、ヨーロッパで地上戦が起きた際の戦術核兵器の使用方法も書かれており、最後の部分においては、現代においてF-22として実現されている未来の(原著の出版は1986年)戦闘機がどのようなものになるのかが推論され、当時からの技術の飛躍的発展がうかがえて興味深い。ところどころの記述から、著者の戦闘機パイロットとしての自負がにじみでている。2013/11/16

たい

1
1970年前後の南ベトナム中部の基地で活動したF-4パイロットの生活を解説した本。基地の設備や習慣、出撃手順、爆撃工程などを一つ一つ細かく解説しているので、当時の状況や出撃の実情を想像しやすい。ただ、著者の見解がほとんど述べられていないのが少し残念に思った。この人は出撃しながら何を考えていたんだろう?2011/08/19

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