内容説明
“海の狼”として恐れられたUボートも、相次ぐ出撃に疲れ、加えて連合国側のレーダー使用以来、日本潜水艦と同じように手も足も出なくなった。だが輸送船団を求めて日夜の出撃、戦果は思うように上がらず、帰還する艦は少ない。今や大西洋は地獄に変わった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
8
ノンフィクションだと思って買ったらフィクション、しかもこれには前編があったんですよね。でもまぁ面白きゃいいか、と思ったもの。まず訳者によるUボートの解説から始まって、架空のUボート、UB-44の物語。架空のポケット戦艦ケーニヒをヒトラーの命令により沈めたことがトラウマの艦長ベルグマン大尉の葛藤。あちこちアラがあるのが残念。それに、物語がちょっと浅いね。ストーリーはかなりスリリングでちょっと陰惨なんだけどさ。2018/10/04
すだこ
0
前巻を読んでこれを探していたが、ラストがグダグダでガッカリ。これが真実かもしれないが非常にスッキリしない