感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
植田 和昭
11
南米アルゼンチンに終戦後3か月もたって1945年8月17日に入港したドイツのUボート977の艦長の手記です。海軍兵学校から始まり、実戦での経験を経て23歳で艦長になるスピード出世の話です。肝心のU977での体験は、100ページちょっとなのですが、納得がいかない。なぜ、降伏命令が出ているのに南米アルゼンチンを目指したかの動機が極めて不明瞭である。抑留されるのは目に見えていたはず。ドラム缶に積まれた大量のドイツタバコの説明もあいまいだ。U530が同じく7月30日に入港したのも偶然なのか。何かあると思う。2024/03/21
ビタミン
0
★★★★☆2010/08/25