内容説明
ミノックスにはふたつの魅力がある。ひとつは超小型にして高性能、そしてシンプルなデザインという奇跡、いまひとつは、謎にみちた出自の物語である。ミノックスは、カメラとは無縁の地ラトビアに突如として出現し、すでにして完成されたカメラだった。誰が何のために、どのようにして創ったのか。ミノックスの第一人者による謎の解明とメカニズムへの蘊蓄が、ミノックスに新しい光を当てる。
目次
第1章 ミノックスの謎とその性能
第2章 リガ・ミノックスの誕生
第3章 ミノックスのもたらした衝撃
第4章 ミノックス解体新書
第5章 「ミノックス」は誰が創ったのか
第6章 その後のミノックス
第7章 ミノックスの楽しみ方
著者等紹介
斎藤正治[サイトウマサハル]
1934年横浜市生まれ。57年横浜市立大学卒。59年日本ユニバック(株)にシステム・エンジニアとして入社。多くの大型情報システム構築に従事。87年より情報システムコンサルティング会社を創立、代表取締役。情報処理部門技術士。超小型カメラの調査・収集・研究歴を約40年。日本ミノックスクラブ会員
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