内容説明
東京都民の山・高尾山は、いまその豊かな自然環境が破壊されてしまう危機に瀕している。１０年間にわたって高尾山を守る運動に携わった著者が、かけがえのない自然の尊さを訴える。
目次
第１章 命の山・高尾山
第２章 人生を変えられた人々
第３章 自動車専用道路
第４章 高尾山を守る運動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リッキーまち子
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十年に亘る反対運動の末、高尾山の圏央道計画がどうなったのかが、94年に刊行されたこの本では明らかにされなかった。19年前の本で当時と行政の在り方がどこまで変われたのかという疑問と併せてこれから自分で調べてみようと思う。お上に対する怒りはもっともなのだが、同じような表現が余りにも続くので多少しんどい。同著者の『圏央道土地収用と闘った20年―わが家に住み続けたかった』という本が続きになっているようなのでこちらも機会があれば読んでみたい。2013/02/14
