内容説明
新しく赴任した地方都市の中学校で、給食担当を命ぜられたひとりの女教師が、給食という視点から、いまの中学生の学校生活を記録したユニークな本!ともすれば、偏差値や管理教育といった観点でしか語られない中学生の実情を、本書は人間的な立場で、それを見直させてくれるものである。
目次
1 新しい職場の隅で
2 野あざみのとげ
3 花の影沈めたり
4 星の話をする
5 吾の手鏡のぞかす
6 朱き花々まとえとや
7 デデーポポーと啼く鳩に
8 瞳は清し
9 偏差値の一点
10 雪降りしきる
11 祈りのごとく
-
- 和書
- いつも想っているよ