目次
サド裁判時代(埴谷雄高)
《手》について―ヴァレリーの身体論の一面(清水徹)
現前なきスピーチ・アクト―デリダにおけるパフォーマティヴ(豊崎光一)
記号表現・記号内容・レトリック―ロラン・バルト『モードの体系』の分析(篠田浩一郎)
エマニュエル・レヴィナス、または流浪の哲学(原田佳彦)
文体学におけるペルフォルマンス―ランボー『地獄の一季節』をめぐって(篠沢秀夫)
エレディアの〈ペルセウスとアンドロメーダー〉3部作について(佐藤久美子)
ポール・エリュアールの初期の諧謔(佐貫健)
清水澄子抄(川俣晃自)
アラン・フルニエ、最後の恋(山崎庸一郎)
プルースト少考(照木健)
テレーズ・ルヴァスール―ジャン・ジャック・ルソーの伴侶―についての覚え書き(宮治弘之)
ジョルジュ・ローデンバック『死市ブリュージュ』管見(村松定史)
坂道の記憶―ポール・レオトー論のために(梅本洋一)
白井先生と演劇(岩淵達治)
マリヴォーの劇構成と鏡―喜劇『いさかい』の分析(井村順一)
アントワーヌ・ド・サンフルール小伝―ジャン・アヌイの足跡(小島亢)
岸田国士を読む―『沢氏の二人娘』をめぐる変奏(佐伯隆幸)ほか