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出版社内容情報
[2025年大阪・関西万博 シグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」公式本]
なぜ、いのちは輝くのか? 生きること、そして死ぬことの意味とは……世界初の生命的な建築と、利他の生命史の体験、誕生の軌跡。
「いのちを知る」ためのパビリオン「いのち動的平衡館」が、どのような過程を経て構想されたのか、また、そこに込められた思いを綴った一冊。
「生命とは何か」という永遠の問いに、「動的平衡」という生命観と、生命は本質的に“利他”的であるという観点から挑みかかる。
分断と対立から、調和と共生へ。「動的平衡」と「利他」をキーワードに、私たちに、本来のいのちの輝きをもたらすためのフィロソフィー(哲学)を鮮やかに提示する。
【構成】
Part1 いのちを知る
Part2 うつろう建築「エンブリオ」
Part3 光のインスタレーション「クラスラ」
Part4 いのちの対話
協賛社代表者×福岡伸一 対談
●ジャパンマテリアル 田中久男
●NTT 澤田純
●DMG森精機 森雅彦
●ニチコン 武田一平
●荒川化学工業 高木信之
●日本スペリア社 西村哲郎
●モンベル 辰野勇
内容説明
世界初の生命的な建築と38億年の生命史の体験、誕生の軌跡。なぜいのちは輝くのか?「生命とは何か」という問いに、「動的平衡」論と、生命は本質的に“利他”的であるという観点から挑みかかる。分断と対立から調和と共生へ。いのちの輝きをもたらすためのフィロソフィーを鮮やかに提示する。
目次
1 いのちを知る(「いのち動的平衡館」をつくる 福岡伸一)
2 うつろう建築「エンブリオ」(生命と建築 建築家 橋本尚樹)
3 光のインスタレーション「クラスラ」(光で紡ぐ、利他の生命史 Takram 緒方壽人)
4 いのちの対話(黒子に徹する心 ジャパンマテリアル 田中久男;「矛盾的共存」を実現する経営哲学 NTT 澤田純 ほか)
著者等紹介
福岡伸一[フクオカシンイチ]
生物学者。1959年東京生まれ。京都大学卒。青山学院大学教授、米国ロックフェラー大学客員教授。サントリー学芸賞を受賞し、90万部のロングセラーとなった『生物と無生物のあいだ』、『動的平衡』シリーズなど、“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した著作を数多く発表。2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」プロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。