出版社内容情報
あのとき悩んだあのことは、全部ジェンダーの問題だったのかも・・?!
非モテ男性たちのぼやき、仮性包茎に『うっせぇわ』、『おかあさんといっしょ』や母親からの過干渉、ぼる塾、阿佐ヶ谷姉妹のお笑い、ZARDに朝ドラの男性たち、パワハラ、新興宗教、ルッキズム……
ジェンダーを自分事として考えるために。
共同通信配信の好評エッセイ「清田隆之の恋バナ生活時評」を大幅加筆。より正直に、言葉の密度高く書籍化。
日々を暮らす中で感じたモヤモヤを、誰かと話しながら言語化していく営みこそ、ジェンダーという巨大にしてつかみどころがなく、それでいて根源的で影響力も計り知れない問題に向き合うためのきっかけになるのではないか。私というミクロの世界と、社会というマクロの世界は、どこかで確実につながっている。――「まえがき」
内容説明
この違和感、私だけ?!40代、双子の父。フェミニズムに向き合う文筆家が、自己矛盾も罪の記憶も正直に、生活を綴る。
目次
第1章 “男”について考え続けた2年間のこと(恋バナは楽しい。でも、どんどんしづらいものになっていった;痴漢被害に憤る女、痴漢冤罪に怯える男 ほか)
第2章 コロナと育児と生活の限界(自由か管理か。限られた体力の中で葛藤を続ける双子育児;子どもの成長はあっという間。でも、大人の1年だってそれなりに長い ほか)
第3章 #stayhomeと令和のエンタメ(自己矛盾に引き裂かれながら「ルッキズム」と向き合う;ぼる塾の4人目、酒寄さんの言葉が記憶のスイッチを刺激する ほか)
第4章 心を開いて、清田くん!(地方都市の不倫の苦しみと「さようなら」の瞬間;私はライターという仕事を好きになれなかった…けれど ほか)
著者等紹介
清田隆之[キヨタタカユキ]
東京都生まれ。文筆業。恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒。これまで1200人以上の恋バナに耳を傾け、恋愛とジェンダーをテーマにコラムを執筆。朝日新聞be「悩みのるつぼ」では回答者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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