出版社内容情報
本著は、今後の英語教育を見据え、どのような状況においても言語習得の基本となる本質的な点を押さえた小学校英語の手引きとなっている。世界における英語の位置づけ(第1章)、学習者の視点から考える外国語学習(第2章)、教師の視点から注目すべき指導法(第3章)、小学校英語での評価の在り方と実践(第4章)、英語の言語要素と子どもの言語発達との関係(第5章)について論じ、コラムや指導計画案も紹介している。
目次
第1章 「なぜ英語なのか?」―歴史的・国際社会的視点から(英語の歴史的変遷―英語という言語がたどってきた道;英語という言語―日本語との対比 ほか)
第2章 子どもの学び―学習者の視点から(子どもの認知発達とことばの発達;子どもの動機づけ ほか)
第3章 小学校での英語学習―指導者の視点から(従来からの指導法;これから注目すべき指導法 ほか)
第4章 小学校英語における学びの評価(「主体的で深い学び」を評価するということ;言語面の「理解」 ほか)
第5章 小学校英語の役割―小中高大連携の大きな流れの中で(発達段階に応じた言語の要素の習得;英語力の成長曲線 ほか)