だれでもデザイン―未来をつくる教室

個数:

だれでもデザイン―未来をつくる教室

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月20日 09時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 356p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255012551
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

スケッチして、観察して、アイデアを伝え合う。
世界を変えるかもしれない物作りは、ここから始まります。
Suicaの改札機から、美しい義足まで、技術と人間のかかわりを考えてきたデザイナーが高校生に語る、アイデアで問題を突破し、人をしあわせにする方法。
そして、大量生産の「みんなのためのデザイン」から、「一人ひとりのためのデザイン」へ――。
デザインやセンスは、才能ではなく、誰もが学んで身に着けることができる技術です。

内容説明

みんなのためのデザインから、一人ひとりのためのデザインへ。Suicaの改札機。美しい義足。人間と新しい技術の接点を考えつづけてきたデザイナーが中高生に語る、物づくりの根幹とこれから。

目次

1章 デザインって、なに?
2章 言葉としてのスケッチ
3章 「っぽい」リアルさを描く
4章 分解と観察スケッチで「作り方」をたどる
5章 アイデアのヒントは観察の中に、他人の頭の中に
6章 使いやすいものを作る
7章 なにを、どうして作るのか
8章 形にして、共感を集めて、アイデアを育てる

著者等紹介

山中俊治[ヤマナカシュンジ]
1957年、愛媛県生まれ。デザインエンジニア/東京大学生産技術研究所・東京大学大学院情報学環教授。1982年、東京大学工学部産業機械工学科卒業後、日産自動車デザインセンター勤務。1987年よりフリーのデザイナーとして独立。1991~94年まで東京大学助教授を務める。1994年にリーディング・エッジ・デザインを設立。2008~12年、慶應義塾大学政策・メディア研究科教授。2013年4月より東京大学教授。デザイナーとして腕時計から鉄道車両に至る幅広い工業製品をデザインする一方、研究者としてロボットや義足の開発に携わる。2001年にドイツiF Design Award、2004年に毎日デザイン賞受賞、2006年グッドデザイン賞金賞受賞、2021年A’Design Awardにて最高賞Platinum受賞など。2010年、「tagtype Garage Kit」がニューヨーク近代美術館パーマネントコレクションに選定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

58
デザインという概念の広い言葉。その中で、工芸デザインを題材にしたワークショップが描かれていて、まるで、そこにいるような感じがする。ものの考え方にフォーカスすることで、工芸デザインに限らない考え方ができる。やはり、基本となるやり方(絵の描き方)、視点を置き方など参考になるし、それを基にすることで、ぶれずに済む。あとは、何度か眼にした言葉。10000時間。ここも忘れずに。2023/05/31

booklight

31
あぁ、いまでもこんな授業を受けたい。工業デザインの高校生に向けた体験授業。講師はカーデザインから義足までデザインする山中俊治。伝えたかったのは「アイデアの生まれる瞬間に触れる」ということで、デザインとは何か、を中心にスケッチの練習から入り、プレゼンまで行う。非常に実践的で、『右脳で描け』『観察スケッチ』などの応用、他人の頭を利用するブレストのコツ、合理性と気になる魅力、プレゼンは共感、なので確信のあるどや顔で、など惜しみなく自分の知恵を伝えている。『ささやかでも確実に誰かをハッピーに』するデザインはいい。2022/08/28

kuukazoo

12
2017年に高校生向けに行われた工業デザインについて4日間の体験学習の書籍化。著者を全く知らなかったが、JRのSuica、陸上選手用の義足、そして子どもの内部被曝測定用のベビースキャンをデザインした人だった。まずスケッチの仕方、デザインの講義、そしてマウス鍵ハモメトロノームなどを分解、部品やメカニズムをスケッチ。そこから新しい製品のアイデアをチームで出し、模型を作りプレゼンまでやるハードル高く密度の濃い内容。アイデアの出し方まとめ方、チームで何かを作る際のポイントなど「つくる」上で色々参考になる。良い本。2022/02/14

gotomegu

9
伝える道具としての絵の描き方。姿勢、直線、円、楕円。骨格からとらえる。これ美大受験の前に知りたかった!工業製品を分解してスケッチする。スケッチすることで観察力がつく。アップル製品のすごさを解説している部分もよかった。ネジの向き、線がない、台形じゃない。後半のアイデアについては、学生たちとのやりとりがとてもいい。認める。否定しない。明るい方向へ導くアドバイス。イメージする未来をつくりたかったら、それをデザインしたモノを作ればいい。そうすれば未来は実現する。2022/01/06

まこ

8
デザインはその機会がない。けど、何か閃いたら書き留めたり意見を言い合ったりするのは、読書や読書会に通じる。改めて改札口を見てみたら確かに斜めになってる。今はそれが当たり前だけど、どうやってそうしたのか。身近なモノでも変えていける何かがある?線引いたり丸書く課題をやってみて、いつもと違う筋肉使った。2022/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18820793
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。