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出版社内容情報
BTSからBLACKPINK、NiziUまで、
Z世代を中心に世界を熱狂させるK-POP。
そのわけは、音楽でも、パフォーマンスでもなく、
5つの “バリアフリー”にあった。
お金:ライブに行くまではすべて無料
時間:いつからでも後追い可能
距離:どんなに遠くからでもリアルタイムで参加
言語:どんな言語にも翻訳されるコンテンツ
制約:ファンがどんどんシェアして広めていく
K-POPはどうしてこんなにも世界中の人々を惹きつけているんだろう?
どんなふうに作られていて、どんな仕掛けによって広まっているんだろう?
世界中のファンが参加できる生配信アプリ「V LIVE」、予告のスケジュールを教えてくれる「ティザー表」、推しだけを1曲分堪能できる「ファンカム」、ファンが自腹で駅に出す「サポート広告」……ファンを虜にする多彩すぎる仕組みの数々。
K-POPのクリエイターたちが語るリアルな声とともに、プロモーションの視点から世界的なムーブメントを体系的にまとめた初の書籍。K-POPのすべてがこの一冊でわかる。
“K-POPの作り手”たちに韓国で直接インタビュー
音楽プロデューサー、ブランド戦略責任者、A&R、アートディレクター、MV監督、
ボーカルトレーナー、振付師、スタイリスト……
「出会う人はみな、私の同世代か、年下の大学生だった。そんな若者たちがメジャーシーンで制作に携わり、世界をリードしている。「若さ」は単に年齢的なことだけではなく、これまで積み上げてきたものを手放す勇気、良いと思ったものはすぐ吸収するハングリー精神、そういった感覚のことでもある。彼ら彼女らの「若さ」はどこからやってくるのだろうか。K-POPの制作現場から放たれる熱いエネルギーにもきっと「うねり」の正体はある。」(はじめにより)
内容説明
そのわけは5つのバリアフリーにあった。お金、時間、距離、言語、規制。BTSからNiziUまで。K‐POPの作り手たちに現地インタビュー。
目次
1 「世界を熱くする音楽」が生まれる国(常に「パリパリ」変わり続ける;国が整えたK‐POPのインフラ ほか)
2 誰にでも開かれているK‐POPの入口(「お知らせ」しない公式アカウント:SNS;K‐POP特有のお祭り期間:カムバック ほか)
3 ファンが自ら「広報」に変わる仕掛け(推しのためだけに存在する共同体:ファンダム;世界をひとつにした動画コミュニティ:V LIVE ほか)
4 「K‐POPグループ」の作り方(デビュー前から完成型:練習生;グループコンセプトの差別化:ストーリーテリング ほか)
5 K‐POPの未来(アイドルに求められるもの;高まる「公正さ」への意識 ほか)
著者等紹介
田中絵里菜[タナカエリナ]
Erinam。1989年生まれ。日本でグラフィックデザイナーとして勤務したのち、K‐POPのクリエイティブに感銘を受け、2015年に単身渡韓。最低限の日常会話だけ学び、すぐに韓国の雑誌社にてデザイン・編集担当として働き始める。並行して日本と韓国のメディアで、撮影コーディネートや執筆を始める。2020年に帰国してから、現在はフリーランスのデザイナーおよびライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アキ
ニッポニテスは中州へ泳ぐ
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