Weの市民革命

個数:
電子版価格
¥1,540
  • 電書あり

Weの市民革命

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 11時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255012032
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0036

出版社内容情報

トランプ時代、パンデミック、ブラック・ライブズ・マター、大統領選……
いまアメリカで沸きあがる、「私たち」のムーブメント
ロングセラー『ヒップな生活革命』の“その先”のストーリー

金融危機後のインディペンデント文化の開花を描いた『ヒップな生活革命』から6年。
その間に出現したトランプ政権を受けて、「消費」を通じたミレニアルたちの運動が活発化した。企業は政治・社会的スタンスを明確にするようになり、「サステイナブル」に一段と取り組むようになった。「ジェントリフィケーション」の波を受けたブルックリンでも、インディペンデントが生き残るための創意工夫がより深化していった。
……ところに迎えたコロナウイルスとブラック・ライブズ・マター、そして大統領選。
それらは、以前からプログレッシプ(進歩主義的)な市民たちが求めてきた施策をさらに前進させた。「インターセクショナリティ(交差性)」はより強固なものになった。
このプログレスは今後、どこに向かっていくのか。そこには、どんなルーツがあるのか。
こういう時代に「物を買う(消費する)」行為をどう考えていけばいいのか。
共通するキーワードは「We(ウィ)」。いま「私たち」の力は、良くも悪くも、これまでになく大きなものになっている。
アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。
20年以上にわたりニューヨークに住み、アメリカ各地を見続けてきたライターが、アメリカで沸きあがる新たなムーブメントのリアルな可能性と希望を、最前線から伝える。

自分以外の誰かのために、声を上げたり、
行動を起こすから、「We」なのだ。(本文より)

内容説明

トランプ時代、パンデミック、ブラック・ライブズ・マター、大統領選…いまアメリカで沸きあがる「私たち」のムーブメント。自分以外の誰かのために、声を上げたり、行動を起こすから、「We」なのだ。金融危機後のインディペンデント文化を描いた『ヒップな生活革命』から6年。その間に出現したトランプ政権を受け、「消費」を通じたミレニアルたちの運動が活発化し、社会はより「サステイナブル」へと前進し始めた…ところに迎えたコロナと大統領選。アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。そのリアルな可能性と希望を最前線から伝える。

目次

01 消費はアクティビズムになった(私が生きてきた時代のこと;オバマからトランプへ ほか)
02 インディペンデントは生き残れるのか(ブルックリンと高級化;「非営利」という生き残りの方法論 ほか)
03 コロナが前進させた社会のシフト(COVID‐19がやって来た;ロックダウン下の食料調達 ほか)
04 自分ごとのサステイナビリティ(自分はどんな消費者でありたいか;「サステイナブル」が目指すもの ほか)

著者等紹介

佐久間裕美子[サクマユミコ]
文筆家。1973年生まれ。慶應義塾大学卒業、イェール大学大学院修士課程修了。1996年に渡米し、1998年よりニューヨーク在住。出版社、通信社などでの勤務を経て2003年に独立。カルチャー、ファッションから政治、社会問題まで幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆する。ポッドキャスト「こんにちは未来」(若林恵と。黒鳥社より3冊書籍化)、「もしもし世界」(eriと)の配信や『Sakumag Zine』(これまでに3冊)の発行、ニュースレター「Sakumag」の発信といった活動も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikada

21
人種差別や気候変動といった諸問題に対して、「消費」を通して自らの意思を表明した人々の話。消費=お金を落とす行為は、その企業を応援する投票になる。逆もしかり。たとえば、ユニクロ製品がウイグル自治区の強制労働に基づくものだった場合、その商品を購入することは強制労働を肯定することにならないか?と考える。自分が購入する商品がどこでどうやって作られたのか考えるのは骨が折れるけれど重要なことだと思う。本書には無法な企業に歯止めをかけ、誠実な企業の背中を押した事例が多く掲載されていて希望が持てる。2022/08/19

踊る猫

21
一方では私たちは所詮は「大河の一滴」ではある。だが、その「一滴」にも力はある。著者はアメリカの現場から見た消費社会の変容や政治的なイシューそのものについて深く掘り下げ、一消費者である私たちになにができるか、なにをなしうるかを語る。その筆致は決して暑苦しい、情にのみ訴えかけるものではなくスマートで読みやすい。私も、シニカルに構えるのではなく良心的な企業を応援し、地球環境に負担をかけないサスティナブルなライフスタイルを築くにはどうしたらいいだろうかと考えてしまった。もっとグローバルなうねりについて読んでみたい2021/05/07

Francis

18
猫町倶楽部の課題本。トランプ前大統領からバイデン新大統領への政権交代の原動力となったアメリカ合衆国での社会運動の動きをニューヨーク在住の著者が自らの体験をもとにまとめたもの。ブラック・ライブス・マター、企業の社会的責任、持続可能な社会、などいずれもアメリカ、そして世界で問題になっていることが取り上げられている。いずれも一人の人間には解決がとても難しい問題であり、挫けそうになるけど、少しずつでも良いから一人一人が行動を起こしてそれを積み重ねていけば良いのではないか、と言う希望を感じた。2021/01/24

16
アメリカの若者たちの消費アクティビズムと、黒人、労働者、LGBTQ+の権利運動についての話。これらはすべて地続きだということが読んでいてよくわかる。マイノリティの権利平等、企業の環境対策の施行など、アメリカの社会運動を知ることで、日本はどうなのか、と考えるキッカケになった。企業は温暖化対策をどのくらい実行しているだろうか?わたしたちは環境問題をどの程度深刻に考えているだろうか?人権や環境に配慮する企業がつくる商品を選んで買っているだろうか?これからはモノを選ぶ基準として、エシカルかどうかも判断して買おう。2021/11/11

冬佳彰

14
『ヒップな生活革命』の続編として書き始めたとのことだが、著者も書いているように、このコロナ禍で、随分と軌道修正せざるを得なくなったんだろうなあ。いきなり本のサイズ話で悪いが、俺はこの新書よりひとまわりだけ大きい、コンパクトな作りって結構好きだなあ。何となくだが、こういう雰囲気のある本って、外れが少ないような気がする。で、内容としては「消費はアクティビズムになった」「インディペンデントは生き残れるのか」「コロナが前進させた社会のシフト」「自分ごとのサスティナビリティ」の4章。(続く)2022/01/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17156805
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。