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こども哲学
よいこととわるいことって、なに? (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 104p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784255011691
  • NDC分類 K151
  • Cコード C0098

出版社内容情報

こどもの「なぜ?」を楽しく考える絵本。
■日本版監修 重松清さんからのメッセージ
オトナのごまかしは通用しない、
素朴で深い生きることへの「なぜ?」の数々――
このシリーズは「読む」だけで終わってほしくない。
「なぜ?」のつづきを親子で語り合ってほしい。
生きることの正解なんてない。
だからこそ「わが家の答え」が大切なんだと思う。

この本の6つのテーマ
ルール : おなかがへったら、どろぼうしてもいいとおもう?
やさしさ : ひとにやさしくしようとおもう?
ききわけ : どんなときでもおやのいうことはきかなきゃだめ?
ことば : おもったことはなんでも口にするべきだろうか?
自由 : いつでもしたいことしていいのかな?
思いやり : こまっているひとがいたら、たすけてあげる?

内容説明

この本には、よいこととわるいことって、なに?を考えるための大きな問題が6つ。いろんな考えをあれこれ組み合わせたり、ふだんは見えていないところをのぞきこんだりしながら、ほかのだれにもたどりつけない、きみだけの答えをさがしてみよう。

著者等紹介

ブルニフィエ,オスカー[ブルニフィエ,オスカー]
哲学の博士で、先生。おとなたちが哲学の研究会をひらくのをてつだったり、こどもたちが自分で哲学できる場をつくったり、みんなが哲学となかよくなれるように、世界中をかけまわってがんばってる

西宮かおり[ニシミヤカオリ]
東京大学卒業後、同大学院総合文化研究科に入学。社会科学高等研究院(フランス・パリ)留学を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程を単位取得退学

ドゥヴォー,クレマン[ドゥヴォー,クレマン]
1979年にフランスのポンタルリエでうまれた

重松清[シゲマツキヨシ]
1963年生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経て執筆活動に入る。ライターとして幅広いジャンルで活躍し、91年に『ビフォア・ラン』で作家デビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツキノ

9
(E-95)2020年4月発行の第2版。こども哲学シリーズ、おとなも読む価値あり。重松清さんのミニストーリー(おまけの話)もあり。2020/04/23

きぬりん

1
子ども哲学シリーズの一冊。本巻では盗み、他者への善行、親への服従、意思伝達、自由な欲求充足、困窮者救済をめぐる規範的問題が取り扱われる。各問題をめぐる議論は定型フォーマットで構成されており、まずは問題が提起され、それに対する子どもらしい6つの回答が提示される。各々の回答は「そうだね、でも」とすぐさま切り返され、さらに考えるべきいくつかの問いが投げかけられる。正解に辿り着くよりも、当初の子どもの回答の中で看過されている重要な諸論点に気づかせることにより、思考に奥行きや広がりを与えることが企図されている模様。2024/08/04

はぴたくぽん

1
小学校図書室本。息子1人読み。2020/12/15

あられ

0
重松清の名前で手に取った。テーマに沿って、いろいろな立場からの考えかたを整理していく…よいことと思っていたことも、でも、こういうこともあるという感じ…これはいい!年齢が上がってきて、きちんとこういう風に考えなくなってきているように思えた。今一度しっかりと物を考えるように、他にもあるようだから探してみようと思う。2021/01/27

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