出版社内容情報
枯れかけた足元の花々。夏の夜明け前の高山の眺望。嵐の前の雲。
桝矢桂一が空間の広がりと時間の流れの中から一瞬の光と影を切り取るとき、単なる写実を超えた絵画的な表現が生まれる。
ちょうど楽器演奏者の奏でる響きが、物理的な「音」ではなく、詩情豊かな「音楽」として聴かれるのと同じように。
この10年間の作品、「桜 春夏秋冬」「幻想」「水と雲と花と」を収録。
桝矢桂一の最初の写真集。
桝矢桂一[マスヤケイイチ]
1970年 京都府長岡京市に生まれる。
1976年 スコットランドのエディンバラに滞在し、写真を撮り始める。
1998年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。
日本写真協会会員。神戸市在住。
著者等紹介
桝矢桂一[マスヤケイイチ]
1970年京都府長岡京市に生まれる。1976年スコットランドのエディンバラに滞在し、写真を撮り始める。1998年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程を修了。京都大学博士(人間・環境学)。2010年以降、写真論を執筆し、作品を制作するだけでなく、写真の問題を理論面から研究している。日本写真協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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