園子温作品集 ひそひそ星

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園子温作品集 ひそひそ星

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784255009308
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0070

出版社内容情報

「本当に撮りたかった」映画、
初となる美術館展示作品、
書き下ろしの文章と詩2万字。
鬼才映画監督の独走するアート世界。

25年の時を経て実現した、鬼才・園子温監督の最新映画『ひそひそ星』
(2016年5月14日より、新宿シネマカリテほかロードショー)
あわせて開催される、美術館では初の園子温展「ひそひそ星」
(2016年4月3日?7月10日、ワタリウム美術館)
映画と展示の世界を、本人書き下ろしの文章と詩とともにおくる。
芸術的な映画のスチール写真と、25年前に描かれた映画絵コンテ、
「東京ガガガ」から生まれた「ハチ公プロジェクト」の新作、
大掛かりなプロジェクションを主とする展示作品、
そして映画にエキストラ出演された福島の方々の声を収録。

「これは記憶に関する映画だ。3月11日のあの日から今に至るわれわれの記憶と、
はるか昔からの遠い人間の記憶を重ねるファンタジーを届けたい」
……園子温


園子温[ソノシオン]
映画監督・詩人・アーティスト。1961年愛知県豊川市生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。1987年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。スカラシップ作品として1990年に制作した『自転車吐息』がベルリン映画祭に正式招待される。1993年には、無意味・無目的・無宗教の運動体「東京ガガガ」を組織し、東京の路上を詩でもってゲリラ的に占拠。東日本大震災の翌年には『ヒミズ』(第68回ヴェネチア国際映画祭で主演二人がマルチェロ・マストロヤンニ賞受賞)、『希望の国』(第37回トロント国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞)を世に問い、世界でも高い評価を得る。2015年には『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『映画みんな!エスパーだよ!』と年間で4作品を発表。同年7月にはChim↑Pomキュレーションによる初個展「ひそひそ星」を高円寺 Garter@キタコレビルにて開催し、9月にもChim↑Pom発案の「Don't Follow the Wind」展(ワタリウム美術館)にて像インスタレーションを発表。2016年5月に『ひそひそ星』を公開。

内容説明

「本当に撮りたかった」映画、初となる美術館展示作品、書き下ろしの文章と詩2万字。鬼才映画監督の独走するアート世界。

著者等紹介

園子温[ソノシオン]
映画監督・詩人・アーティスト。1961年愛知県豊川市生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。1987年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。スカラシップ作品として1990年に制作した『自転車吐息』がベルリン映画祭に正式招待される。1993年には、無意味・無目的・無宗教の運動体「東京ガガガ」を組織し、東京の路上を詩でもってゲリラ的に占拠する。以後、旺盛に作品を制作。近年では『愛のむきだし』(第59回ベルリン国際映画祭カリガリ賞、国際批評家連盟賞をダブル受賞)、『冷たい熱帯魚』(第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式出品)、『恋の罪』(第64回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品)といった衝撃作を続々と発表、東日本大震災の翌年には『ヒミズ』(第68回ヴェネチア国際映画祭で主演二人がマルチェロ・マストロヤンニ賞受賞)、『希望の国』(第37回トロント国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞)を世に問い、世界でも高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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renre

2
ぼくは分からない。今が点でしかないのなら。ぼくは、絶えず生成し、死んでいる。常に死んでいる。死から死への橋を渡っている。ある僕は不在で。またある僕も不在だ。昨日は昨日ではないが、今は永遠に今だ。だから、人生が待つことなら、ぼくはぼくを常に待っている。終わるまで。ぼくは分からない。『ひそひそ星』が不在なのか。ぼくが不在なのか。完成しないことが永遠ならば、その児戯にも似た永遠に付き合いたい。ひそひそ星から目を閉じて。2017/09/08

fried_bogy

0
これは一冊の詩だ2016/05/24

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