目次
1 災禍を伝える声(沈黙の詩、俳句―東日本大震災を詠む;名もなき書き手たちによる3.11の詩歌;´Ecrire jusqu’au fond de l’inconnu(les manuscrits d’Auschwitz)
未知の奥底で書く―アウシュヴィッツに残された手記
被爆体験の“存在”と“時間”―長田新編『原爆の子』と土田ヒロミ『ヒロシマ1945‐1979』をめぐって
震災の経験を記録に残す女性の活動―阪神・淡路大震災以前の記録を中心に)
2 無名性…創造性…(映画『授業料』の受容―児童映画から「小国民」の物語へ;無名への回帰―1920年代のアンドレ・ブルトンの創作観;19世紀にアメリカ女性が書いたこと―料理のレシピをめぐる考察を中心に;模倣から創作へ―フランス17世紀の修辞学教師リシュスルスによる剽窃の方法)
著者等紹介
中里まき子[ナカザトマキコ]
岩手大学人文社会科学部准教授。文学博士(トゥールーズ第2大学)。現代フランス文学が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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