出版社内容情報
編集に「術」なんてない。
珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。
ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を
追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。
人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。
多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、
周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。
編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。
内容説明
珍スポット、独居老人、地方発ラッパー…無名の天才を発見し伝えつづける編集者の、本作りの裏側を初めて知る。
目次
第1章 問1 本作りって、なにから始めればいいでしょう?
第2章 問2 自分だけの編集的視点を養うには?
第3章 問3 なぜ「ロードサイド」なんですか?
第4章 問4 だれもやってないことをするには?
第5章 問5 だれのために本を作っているのですか?
第6章 問6 編集者にできることって何でしょう?
第7章 問7 出版の未来はどうなると思いますか?
第8章 問8 自分のメディアをウェブで始めた理由は?
著者等紹介
都築響一[ツズキキョウイチ]
1956年、東京生まれ。76年から86年まで『POPEYE』『BRUTUS』で現代美術や建築、デザインなどの記事を担当。89年から92年にかけて、1980年代の世界の現代アートを映す全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』を刊行した。自らカメラを手に、狭いながらも独創的な若者たちの部屋を撮影した『TOKYO STYLE』や、日本各地の奇妙な名所を探し歩いた『ROADSIDE JAPAN』で、既存メディアが見たことのない視点から現代社会を切り取る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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